131. morinos 訪問、その後、サバイバー仲間と再会 - 2021.8.8
夏休み直前まで出張で、8/7 (土) が出張の最終日で甲信越。そこまで来たので、お隣の岐阜県に、翌 8/8 (日) に立ち寄りました。
昨年オープンした、県の環境教育センター morinos に勤務している大学時代の友人を、美濃市に訪ねました。
環境教育は、休みの日こそ仕事です。始業前の朝、小1時間ほど、4年ぶりの再会で盛り上がりました。杉の香りがする素敵な施設でした。
彼の仕事の都合上、長居できないことは、わかっていました。
岐阜なので、その後、岐阜のサバイバーのかたと会おうと思いました。ですが、私の段取りが悪く連絡さしあげたのが金曜になってしまい、日曜の話は、残念ながらご都合あいませんでした。
翌日の土曜の朝の出勤の前、岐阜までいくのであればもう同じと思い、さらにお隣の滋賀のサバイバー仲間、まりもさん、に声をかけました。まりもさんのお仕事上の偶然もあり、ご都合あうとの嬉しいお返事を頂きました。
日曜の朝の morinos の後、そのまま滋賀に移動し、再会できました。
さっそくお約束(?)「オリンピック聖火ランナーのトーチ」を持たせてもらいました🌊
持って走るのは大変だったと思います(しかも、まりもさんは「ありがとうございます」とずっと発声しながら!)。
ですが大きさの割には、さすがアルミ、意外に軽い。重心バランスが良く made in Japan 品質です🌟
(当日と異なりボンベは入っていませんとのこと、やはり少し実際より軽かったようです。)
琵琶湖の湖畔のさりげないたたずまいの古民家風のお店で、御蕎麦を美味しく頂きました。
今回、会えなかった岐阜の仲間のかたのことは、まりもさんからも近況を教えて頂きました。
湖畔から遠くの島をみて、その岐阜の仲間の無事を、祈りました。
まりもさんとは、病気のことや患者ネットワークのこと、お互いの今の仕事のこと...話がつきません。
かき氷を食べにいきました💦
チョコ氷が美味しかったのですが、話に夢中になり過ぎて、だんだん氷が小豆みたいな感じになってきて、チョコなのに小豆を食べているような不思議な感じでした。
頭頸部がんのサバイバー仲間なので、共通の悩みがあります。
話をして、きいてもらう。お話しをうかがい、うんうん、とうなずく。わかるかもしれない。わかりたいと思うこと。
来てよかったと思いました✨
琵琶湖の対岸のかすんだ山並みと、さざ波の岸辺。
巡礼というのは、おおげさかもしれません(別に徒歩ではないですし)。
ですが、湖の広さがそう思わせるのか、自然を前にしてこその、人と人とのつながりの力を感じました。(morinos も、森を前にして、似ている点があるかもしれません。)
何を信じているのだろう?
人と会ってお話しするだけで病気が治るわけではない。
でも人と人との関係性で、気の持ちようは、良くなることがあるかもしれない。
辛い仲間の辛さを教えてもらい、自分は、感じることができるだろうか。
(感じることができているだろうか?二度と経験したくない、あの手術のことや放射線治療そして抗がん剤のこと、本当に思い出せるのだろうか?)
辛さは、分かち合えたぶん、楽になったり、苦しい気持ちが取り除かれることもあると信じています。
願いや祈りのチカラとは、相手を知りたいと思い、相手から教えてもらえれば、それを想像して一緒に感じたい引き受けたいと思うチカラ。
それがどうすればできるのかは、相手のかた、人によって、違う。
だからそれを知るには時間がかかるし、その時間をかけることができないときもある...。
ニコット患者会のメール会報や、5yearsの舌がんのかたからのご質問、に答えたことは何度かあります。それも参考の1つになれば良いとは思います。
でももっと、これまで自分がどなたか「先輩」に会い、「先輩」が私を救ってくださったことを、今度は自分が、どなたかにもっと直接的にできれば、と思いました。
会うことは本当に大切だと実感しました。
はやくワクチンが普及し、治療薬もできて、普通に外出して人にお会いしてお話しができる世の中に戻ってほしいと、あらためて感じました。
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