177. 皮弁のうら側の清掃...お口の清潔問題 - 2023.3.8
舌がんになって切除と再建手術をすると、わたしの場合は太腿でしたが、切った舌(患部)の跡地に、自分の肉を移植をします。
肉とは、動脈・静脈と外側広筋と皮膚・皮下脂肪とを、指します。
動かない蓋のような感じで、わたしは半側切除でしたので、いまの舌の半分は、この皮弁です。
術後3年くらい経過したら(4年目に入った頃から)、皮弁のほうも、噛んだときの痛みや、辛い食事の辛味を感じるようになりました。
神経が発達したのか、殆ど動かないのに感覚があるのは不思議な感じです。
動きは、今のわたしの舌は、動く方の健側の半分につられて、ひっぱられるように、移植・再建した皮弁の側も動く感じです。
舌がんあるあるなのですが、皮弁の側の皮弁の下の隙間に、食べかすが詰まってしまうので、歯磨きの時に口腔ケアのスポンジで取り除きます。
スポンジは、1日1回で、3~4日くらい連続して使うこともあるのですが、使い捨てというのが何とかならないかなと思っていました。
無理に、使用期間をひっぱると(スポンジを洗いながら何日も使っていると)、柄の棒からスポンジが外れてしまうのです💦
わかるひとにはわかるこの、スポンジが柄から外れたときの、あ~という残念な感じ...
術後8年目、ついに解決しました。ドラッグストアで口腔ケアのスポンジを探していたときに、口腔スポンジはその店には無かったのですが、そこで偶然、乳児用の歯ブラシをみつけました(親が歯が生えたての子どもに使用します)。360°全周にブラシがあり、柔らかいので、感覚はスポンジと同じでした。
そしてスポンジではないので、耐久性はおそらく普通の歯ブラシと同じで、1ヶ月くらいは持つと思います。
口腔ケアのスポンジ調達に悩まれていらっしゃる、どなたかの参考になりましたら幸いです。
...こちら ↓↓ が長年、愛用していた口腔ケアのスポンジ...こちらのメーカーが当時の、がんセンターの売店にあって、退院後もフォローの通院のときにまとめて何箱か買ったり、フォロー終了後は通販をしていました。
たしか、だてちゃんも、こちらのメーカー愛用だったよね?(いきなりふってすみません...その記事を拝見した時、あっわたしも同じだって思ったので...その記事が印象に残っています...)
使い捨て、というのが、長年、気になっていたのですが、やっと乳児用の歯ブラシにたどりつきました。
100本 約4200円で、1本 42円でスポンジのとき月10本(3日にスポンジ1本)だとすると、乳児用の歯ブラシを2ヶ月もたせたときは、コスパ収支は以前とトントン。
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