62. Uncompromising Lucidity 明鏡止水 - 2018.6.7
今日の(6/7)の英字新聞に、サバイバーの作曲家の記事あり。Michael Hersch という40代後半のかた。ぜんぜんクラッシクとか聞かないので、音楽もそのかたのことも、わかりません。ご本人は 30代にがんを経験し、今は落ち着いているようです。さらに、同世代の友人が2人もがんで亡くなり、奥様も寛解していますがサバイバーとのこと。
そうした経験が、その後の創作にかなり影響し、手書きの楽譜の写真は、がんで亡くなった詩人の友人のメールを印刷し、余白にスコアを書いたものです。
この作曲家の作風について、Uncompromising Lucidity という私は初見の表現で紹介されていました。
生きるか死ぬかの境を経験し、感情的になってもおかしくない...でも平静・明瞭さ(Lucidity)を保つ。その平静さの意思のレベルが「妥協することなく(Uncompromising)」という孤高さが印象に残りました。妥協なき明瞭さ、とかは日本語的にイマイチ。ちょっと違うのですが、最終形イメージとしてタイトルには、明鏡止水、とかいれてみましたが...
就職活動の時期。最寄駅でも、地域の大学生?スーツ姿で、いかにもな様子?の若いかたをみかけます。もしかしたら、なかにはサバイバのかたもいらっしゃるのかもしれません。
サバイバであれば、就職活動で、病気のことを話すか話さないか、迷うと思います。話しても、また、話さなくても、自分がこうしたい、という気持ちを持ったのであれば、心静かに自分を貫いてほしいと思います。
正解は無いと思います。そして、実際に社会に出て働くということは、毎日が正解が無い(だれもわからない)ことばかりです。辛い経験を越えてなお挑戦する若いみなさんを、応援しています✨
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