27. 秋から冬へ 2016年11月のあれこれ

手術後9ヶ月経過。直近では、MRI(術後8ヶ月)・CT(術後9ヶ月)ともに異常所見なし。

画像検査のインターバルを開けましょう、ということに。

 

復職後まもなく2ヶ月経過。夕方に疲れてしまうが、何とか以前と同じように仕事する。

英語は、かなりゆっくり話すと、なんとか聞き取ってもらえる。以前のようにリズムをつけて一気に話そうとすると音がつくられないまま声になって出てしまう。自分の耳に対しても「すかすか・ふわふわした感じ」なっていることがわかる。まったく通じない。厳しい。

そして、たくさん話すと、口の中の再建した側が痛くなるときがある。

これは日本語でも同様。なかなか辛い。

ときどき首が張り、肩が痛くなる。そして胸郭出口あたりの筋肉が狭い範囲で重い。違和感は全て健側なので、いつも転移でないかと思ってしまう。先日、放射線科ドクターに CT画像を再確認してもらったが、変なものは無いとのこと。

廓清した側は、頭頚ドクターの術後の予言通り、寒くなるにつれて突っ張り感が増す。こちらのほうが違和感は大きいのに、術側は術後からずっと違和感があり、理由がわかっている。健側の違和感ほどには、神経質にならないで済む。

 

ある土曜日、家族でドライブ。大学時代の友人が、こんなのあるよ、と年賀状に書いてくれていたイベント会場に行ってみる。いたいた、会えた。友人も、家族を連れている。顔を合わせたのは7年ぶり。次は、もっとたくさんで、皆で集まろう、と盛り上がる。

 

ある日曜日、下の子と河原に遊びに行く。ほんとうに雲一つない青空。キャッチボール。男の子だけど、ほんとうに可愛い。上の子も男の子で、同じように川辺をよく散歩した。川は違うけど。そういえば上の子も、このくらいの年の頃は可愛かった。

子どもが成長するということは、今回の病気とは別に、少しずつ自分は死に向かっている。ああ、美しく生きたい。

 

ある日の朝焼け。

  

ある土曜日。以前、一緒に仕事をした方々とのランチの際の待ち合わせにて。もうクリスマス。かつての同僚は、ついこないだ会ってたので2ヶ月ぶり、お世話になった大先輩のかたとは2年ぶり。盛り上がる。

 

そのランチの後、地元で高校時代の友人たちと一杯。4年ぶりと、14年(!)ぶり。盛り上がる。会えて良かった。


七転び八起き Getting Back Up:A day in the life of cancer survivor MW

"おまけの人生" を駆け抜けます 2016年2~5月に治療しました舌がんの後の生活や家族のこと...ときどき映画や本, 車, 野球 Ameblo アメブロでは https://ameblo.jp/mw2008/ です コメントご投稿, メッセージ頂けますとき Ameblo のほうへお願いいたします, 本サイトは記事のみです 写真は 2016年3月の軽井沢...詳細は記事 No.11 ご参照下さい