91. 健康問題とキャリア "Well-Being and Career" WS出講 - 2020.1.11
2名の話題提供者のうちの1名として、お話しをさせて頂きました。主催側の Nさんと、もう1名のゲストスピーカーでいらっしゃる御病気をきっかけに弾性ストッキング販売の起業をされたOさんを含め、16名くらいのワークショップ(WS)でした(事務局:Rs' Ink. リンク)。こうしてお話しをさせて頂くことは、私は初めての経験でした。
ワークショップの趣旨、"Well-Being and Career" の後ろの語、キャリアは、仕事を続けることでわかりやすいです。ですが前の語、Well-being って非常に訳が難しいです。身体的な健康だけでなく、being well であることとは、精神面や社会面も含んだ "健やかさ" (Nさんメモ) というのがいちばん上手い和訳だと思いました。
参加されたかたは、勤めているかたでご自身で病気を経験されたりいま向き合っていらっしゃるかた(がんに限らず)、組織で人事労務で社員の病気療養後の復職支援のお仕事されているかた、研修をお仕事にされているかた、そしてそうした仕事に関心をお持ちの学生さんでした🍀
私のパートでいちばん盛り上がったのが(おそらくは共感をいただいたと言ってよいと思います)、闘病にあたってのロールモデルは?というご質問をいただいたときです。
私は自分の経験で(過去の記事にも書いていますが)、"病気のつらさは人それぞれで、どうしても自分自身だけで向き合わないといけないことがある..." ですのでロールモデルは無かったし、だれかみたいに闘病したい、誰みたいになりたい、という人をあえて考えなかった、というくだりでした。
周りからは、どのように支援したらよいか一般化できないので、組織内の仕事の枠組みで(あるルールに沿ったかたちで)手を差し伸べることは、だから難しい...という人事のお仕事をされているひとからの共感...
また、病気をしている側からは、病気になる前の時点での日ごろの信頼関係がないと、復職した後に話しをしても "そんな深刻な話をされても困る" のような反応が一番つらく(こちらとしては思い切って話したのに)周りの理解を得ることは、例えばアピアランスが変わらないときなど、体調に配慮をされている状態で周囲の理解を含めた仕事の継続はとても難しいことだと思います。
今回のワークショップで面白かったのは、方法論として、レゴで表現する、という点でした。無意識に自分が選んだ、レゴの色やかたちに自分で後で意味を与えます。私は自己紹介で、小さな赤い船をつくりました。
自分で着る服には圧倒的に青系が多いけど、赤や黄色も、自分では身に着けないけれど、いいなって思う色、憧れるイメージの色、つまり赤や黄色は情熱なりエネルギーのイメージであること...そして仕事では、組織内で旗を振る立場のこともあるので、船には旗を掲げるマストがあること、何か1つだけには満足できないので、船にはヘリコプターが発着できるプラットフォームもあること...🌊(単なる欲張り?)
グラフィックレコードをされていらっしゃる Iさんが、偶然、メインの WS のときに私の席の隣でしたので、写真を撮らせて頂きました。Oさんは御病気の経験からご自身で起業された行動力のあるかたで、並んで記録して頂いて光栄でした。ちなみに、私こんなハンサムではないです...上手なグラフィックゆえに...現実が異なり恥ずかしい...💦
Oさんとは初対面でしたが、起業の関係もあり猫舌堂カトラリーの猫舌さんと以前お話しをされたこともあるとの嬉しいつながりをお持ちでした。ほかニコットのかたがた(HさんやS前会長)ともご面識があり、わたしの頭頸部つながりのお友達が共通の知人でいらっしゃり盛り上がりました✨
最後3枚目の写真は、懇親会後のお店の前の路上ですが、Oさんがいらっしゃらない瞬間でした...すみません...いま気づきました💦
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