22. 舌がん - ふりかえり・原因を考える - 2016.9

お酒とたばこ

わたしは、お酒は、弱いのに好きで、飲むとすぐ顔が赤くなります。下戸の酒飲みというのでしょうか。

自分では、お酒を飲んだときにアセトアルデヒトが舌の脇の奥のたまりのようなところにたまって、利き手に持ったタバコの煙との相乗効果で、利き手の側の舌縁の奥で、舌の表面の免疫防御システムが突破されたのだと勝手に推論しています。タバコは、1日4~5本くらい(おもに食後)。

そして、素材的には丈夫な口腔なので(口内炎を経験したことが "一度も" ありませんでした)、がんのタネは表面で広がることができず、ひたすら奥へ奥へと、くさびのように進んだのだと思います。実際、気づいた潰瘍も、表面では大きめにみてもせいぜい 1cm x 0.5 cm 四方で、まさか奥の方向に深いとは、想像もせず。

恥ずかしながら、初診当時、わたしは、仮にがんであったとしても、前がん病変とか、初期のものだと思っていました。(あまりに自分の見込みと現実が違いすぎショックで、病期 IVa の事実を自分のことと受けいれるため、患部に触って硬結の度合いを確かめたり、何度も検査画像を思い出していました。)

退院後の最初の画像検査をクリアして以降、お酒はチューハイ 350ml 缶1本1日を限度に、復活しています。アセトアルデヒト無毒化の作用があるサプリを飲んでいます(普通のドラッグストアにあります)。タバコはやめました。

 

ごはん

米が好きでした。朝と昼はそれほどは食べませんでしたが、夕飯は、お茶碗で4~5杯は普通にたべていました(後半の1~2杯は、お茶漬け)。パスタも大好きでした。

特に肉食に偏る等はなく、野菜も好きでしたが、炭水化物は過剰だったと思います。

好きなだけ飲み食いして、その代わり、休日はランニングとか激しい有酸素運動して、体重増加は何とか抑えていました。

退院後は、もともと妻はダイエットのため夕飯に炭水化物をとらなかったので、わたしもとらないようにしています。ただ、昼食で麺類とかの日はあります。トータルとしては、以前の2割くらいに激減していると思います。

 

冷え性

冬場の寒い室内が、けっして好んだつもりはなかったですが、体として平気でした。

冬、たまたまわたしが留守番したとき、外から帰ってきた家族から、えーこんな寒い部屋にいたのーとよく驚かれました。

また、おふろでは、年間を通し、湯船につからず、シャワーだけで済ませていました。

体温は常に低めだったように思います。

退院後は、湯船にしっかりつかって、タイミングがあえば、ぽかぽかしているうちに布団に入って寝るようにしています。

 

ストレス

複雑なことについて情報を分類整理して考えることが嫌いでない性格から、真面目とかきっちりしてると思われることはあります。ですが、自分では、わたしは、いい加減な性格です。

いい加減の本当の自分がバレるのが怖くて、マジメであるかのように(無理して?)頑張る。そうです、もうお気づきですね。がんになりやすいタイプかもしれません (◎_◎;)

いかにして、問題にならないぎりぎりの絶妙なところまで、手を抜くかということなんでしょうね。手を抜くというのは言葉が悪いかもしれないけど、言い方をかえれば、最小エネルギーのアクションでビジネスが回りさえすれば、すなわち生産性は高まります。

本当に大事なことに集中するためにも、手を抜くことができるというのは、けっこう大事なことなんですよね...。

七転び八起き Getting Back Up:A day in the life of cancer survivor MW

"おまけの人生" を駆け抜けます 2016年2~5月に治療しました舌がんの後の生活や家族のこと...ときどき映画や本, 車, 野球 Ameblo アメブロでは https://ameblo.jp/mw2008/ です コメントご投稿, メッセージ頂けますとき Ameblo のほうへお願いいたします, 本サイトは記事のみです 写真は 2016年3月の軽井沢...詳細は記事 No.11 ご参照下さい