13. 舌がん - 再入院 - 術後の抗がん剤と放射線と私(1) 2016.3
抗がん剤
試しの蓄尿の量も問題なく、予定通りシスプラチン単剤を点滴することに。何か気になることありませんか?と投与予定の前日に、薬剤師のかたが病室に見えられる。
"抗がん剤は体内からどれくらいで排出されますか?"(私)
"薬の成分そのものは、24時間もすればだいたい全部出ていきます。ですが、影響という意味では、2週間から人によっては1ヶ月以上も体に影響があります。ですので、薬がはたらいている状態は 24時間を過ぎても続きます、という言い方もできます。"(薬剤師)
今回の入院では、前回の手術の時の入院と異なり、主治医は普段はそれほどマメに見に来ない。しかし、この初めて薬を入れた日の、薬を入れた2時間後くらいだったかに、お1人でささっと "お変わりないですか?" と様子を見にいらした。普段は午後のこの時間帯は、ドクターは病室に来ない。
その確認ができるように、通院でなく入院となっているので、ドクターが様子を見に来るのは当然かもしれない。ただ、点滴を抗がん剤に交換した看護師も病室からいなくなってしばらくたった、アレルギーなどショック反応的な何か?が起こるとしても今くらいの時間までかな...と思っていた絶妙なタイミングでちょうど見えられたので、とても印象に残った。
吐き気止めのおかげで、ひどい吐き気は無い。しかし倦怠感・疲労感は尋常でない。薬を入れた翌日から1週間ほど、院内の放射線治療に行くだけでその日1日の全てのエネルギーを使い果たす。食欲も無くなる。1クール目の頃は、まだ普通食だった。
ぼんやりしていた1週間が過ぎると、急に食欲が回復し、いろいろ目が覚めるようになる。頭も、はっきりし始め、ひさびさに病院敷地の散歩にいったり。
放射線
全部で 30回だったが、前半10回ごろまでは、自分では何も感じない。(治療がある平日に10分ほど機械に横たわっているだけ。)
0コメント